カズ散歩(人魚像)下田旅4
新下田橋を車で渡るたび、いつも視界の端で静かに佇んでいた4体の人魚像。 気になって調べてみると、西伊豆町出身の彫刻家・堤達男氏の手による作品で、表情や手の動きで春・夏・秋・冬の四季を表しているという。
一年を通して、地元の人も観光客も、行き交うすべての人を見守ってきたのだろう。 幼いころから何となく気になっていた像だが、改めて思えば、ずっと下田の暮らしに寄り添ってくれていた存在だった。 今になってようやく、その静かな優しさに気づいた気がする。
そして今回、もう一体の人魚像に出会った。 下田海中水族館の駐車場で、ふと視線を向けた先に立っていたその姿は、まるで海の守り神のようだった。 潮風を受けながら、変わらぬまなざしで海と街を見つめ続けているのだろう。これからも、故郷をそっと守り続けてほしい。
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