カズ散歩 PREMIUM

都心の庭園巡り No.8 。これで庭園巡りは、ひと区切りかな。旧岩崎邸に出没。洋館が工事中であったため残念なところだが建物は立派だ。庭園というよりは建物がメインだな。明治 29 年に建造されたということだから歴史が重すぎる。特に、洋館の重苦しさと和館の明るさが対照的だ。山小屋風のビリヤード場もあり、歴史の重みをズシリと感じる庭園だったぞ。

花菖蒲が開花したということで、小石川後楽園へ。まだ、一部しか咲いていないが、やさしい姿で見学者を魅了していたぞ。花菖蒲の花言葉は「うれしい知らせ」「優しい心」「あなたを信じる」など、心優しい花のようだ。この小石川後楽園は水戸光圀公の時代にできたとのこと。光圀公もすばらしい景観を楽しんだのだろう。深い緑が印象的な庭園だ。

焦げそうな暑さの中、涼を求め清澄庭園へ。東京駅から一時間弱の散歩だったが、さすがに暑かった。庭園巡りも6ヶ所目となり、だいぶ慣れてきたぞ。ここの特徴は「伊豆石」「伊豆網代石」「伊豆川奈石」などさまざまな地区の名石が飾られている。結構、伊豆の石が多かったな。また、亀と鯉がすぐそばまで来て出迎えてくれたよ。今までの庭園の中でも、ポイント高い方だな。

そういえば、「のらくろ」っていたよね。ということで深川の「のらくろ館」へ。昭和 6 年スタートというから、古いものだ。キャラクターの元祖だよな。個人的には「ブル連隊長」が好きだが。

浜松町の駅の近くに不思議な公園を発見。なんと「イタリア公園」というらしい。さまざまな彫像にかこまれ、日本でありながら別世界になる。当然だが、外国の方がゆっくりくつろぎ寝そべっている。和風の庭園とは対照的な、このような公園も良いものだ。イタリアになかなか行けない方どうぞ。

本日は浜松町駅からすぐの庭園に出没。日本で最古の大名庭園で回遊式である「旧芝離宮恩賜庭園」だ。都心のビルの中にあり、アンマッチなところが見所かな。池の周りはどの角度から観ても絵になるように創られ、中島や岩山、門柱・灯籠など随所に景観のアクセントを施している。ここも読書派とおやつ派が散在しており、やっぱり都心のオアシスだったよ。次はたっぷり本を持ってきてじっくり腰を据えようか。